隣の鎌倉さん

少し前のことですが・・・
６月上旬のある日、名古屋港水族館にペンギンを見に行きました。
名古屋港のペンギン水槽は種類も豊富でとても楽しめます。

水槽の前にへばりついて、写真やら写メやらを撮って、ふと横を見るとペンギン写真家の鎌倉文也さんがいたのです。

うそーん。

南極とか行く人が、名古屋港の水槽前にいるか？？？
めっちゃお土産袋持ってるじゃん！

とりあえず恋人ちゃんに「鎌倉さんがいる・・・と思う」とメールをすると「まさかそんなー」との返信。
だよねー。
そうだよねー。

「ペンギンと鎌倉さん」という取り合わせはすごーく自然だけれども、
「半年ぶりの名古屋港水族館」
「南極とか行く人」
「すぐ隣」
という偶然すぎる状況を並べるとやっぱりあり得ないのです。

あり得なさすぎて、声を掛けられませんでした・・・
もう、ものすごーくエネルギー消耗した気がしました。

丁度その時、飼育員さんと子供達のQ＆Ａコーナー的な物が催されていて、水槽前に張り付いていた私は観覧席に戻るに戻れずにいたのです。
そして鎌倉さんと思しき人も水槽前でじっとしていて・・・
Ｑ＆Ａコーナーが終わるまで隣が気になって気になってかなわないってば！！！

と、言うわけでペンギン水槽側から見たイメージイラストです。
鎌倉さん似てません。

果たしてあれは本当に鎌倉さんだったのか・・・
いや、奥さん一緒だったから多分そうなんだけど・・・
でもやっぱりあり得ない！

動揺しすぎてその後日傘と帽子を落としてしまいました。
受付の落とし物係で回収できたから良かったですけど。

あり得ないと言えば、二年ぐらい前うちのアパートの隣のギャラリーで鎌倉さんの写真展やってたんです。
そんな偶然もやっぱりあり得ない！

「鎌倉さん」
「あり得ない偶然」
「隣」
というキーワードはセットになっているのかも知れませんね。

ついでに・・・

その日のペンギンです。
ガラスの向こうから携帯で撮るとこんな感じにしかなりませんよね。
プロの人がいいカメラで撮ったらどうなるのかしら。
見てみたいですねぇ。

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